NURO光PPPoE

PPPoE接続とは一体なんなのか?

PPPoEはピーピーピーオーイーと読みます。読み方からして少し難しいので「なんだか良く分からない」「自分には理解できなさそう」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、実は理解していけば決して難しい内容ではありません。

 

そもそもPPPoEとは何なのかというと、シンプルにいえば「インターネットの接続設定」のことをいいます。フレッツ光などを利用したことがある人は以前設定した経験がある可能性が高いと思いますが、光回線業者から受け取ったモデムにLANケーブルを挿してパソコンと接続、その後、IDとPWを入力して、インターネットの接続を行ったことはありませんか?これがPPPoE接続と呼ばれているんです。

NURO光はPPPoE接続設定は必要?必要ない?

NURO光の工事は3段階に分かれて行われます。
1.ホームゲートウェイと呼ばれるルータを宅内に設置する
2.NTTフレッツ光の電柱から光ファイバーケーブルを自宅の壁まで引き込む
3.ホームゲートウェイに配線接続する

 

工事が終われば、あとはONUとパソコンをLANケーブルで繋げるだけ。PPPoEの設定の手間なくNURO光のインターネットを楽しむことができます。このやり方だと一見「つまりNURO光はPPPoEの設定が必要ないの?」と思ってしまいそうですが、必要ないのではなく…あらかじめ設定が組み込まれているのです。

NURO光でPPPoE接続はできる?

NURO光には一般的なインターネットを開通する際の設定が不要、あらかじめONUにPPPoEの設定が組み込まれている…ということが分かりましたので、「NURO光でPPPoE接続はできるか?」と問われれば、もちろん答えは「YES」です。

 

しかしユーザがこのあらかじめ設定されたPPPoEの設定を変更することが可能なのか?というと、調べてみたところ、NURO光でレンタルできるホームゲートウェイは全て自動接続となっている為、それ以外の方法が可能かどうかはNURO光は正式に回答することができないとのことでした。

 

実はNURO光のホームゲートウェイにはNURO光の親会社であるSo-netのプロバイダ情報が設定されており、基本的にはこれを別の設定に変更して使用するということはサポートしていないのです。

 

 

NURO光のキャンペーンについての解説はこちらから

PPPoE接続が必要になるのはどんな時?

つまりNURO光では設定されたONUをそのまま利用していれば何の問題もありません。「では一体どんな時に問題が起きるのか?」「PPPoEを個人で設定し直したい時ってどんな時なのか?」というと、それは「マルチセッションという機能」を利用したい場合です。

 

マルチセッションとは、一つのインターネットを2つ以上のプロバイダで利用することをいいます。例えば、フレッツ光ではユーザがマルチセッションを最大20まで利用することが可能で、1セッションあたり月額324円のプランが用意されています。ONUとパソコンの間にハブやバッファローなどでも有名なルータを追加することで、2つのプロバイダを利用することができるのです。

 

マルチセッションは自宅に監視カメラを設置したい時に良く利用されています。監視カメラは固定IPが必要な場合が多いので、監視カメラ専用に新しいインターネットを開設するよりも、マルチセッションで安く設定する方が人気なのです。

NURO光でマルチセッションは対応していない

残念ながらNURO光では、フレッツ光のようにマルチセッションを利用できるプランは用意されていません。どうしてもそのような使い方をしたい場合、ネットワーク機器を介せば設定は不可能ではありませんが、設備購入にお金が掛かること、設定が難しいので、個人ではあまりおすすめしません。

NURO光はダークファイバーを使用、NTT東西のNGNは利用していない

なぜNURO光ではPPPoEの設定が変更できなかったり、マルチセッションを追加することができないのか…、NGN網と混同して考えてしまっている人が多いので少し触れておきます。

 

NGN網とは次世代ネットワークの略で、電話・データ通信・ストリーミング放送全てを提供する次世代電話網のことをいいます。現在このNGN網を利用しているフレッツ光では、同時に多くのユーザがインターネットを利用してしまうと、いわゆる混雑状況が発生してしまい「遅延」が起きるという問題が起きています。

 

PPPoEの設定が自由にできないNURO光ではNGN網で問題になっている遅延がより起きるのでは?と心配している人が多いようですが、そもそもPPPoEとNGN網の遅延には関係がありません。

 

さらにNURO光はNGN網ではなくダークファイバーを利用しており、いわばNTTの混雑とは別のルートをもっています。さらにNURO光はまだユーザの数がそれ程多くないので、回線が混むことにより遅延が起きるという心配はまずないと言えるでしょう。

NURO光のPPPoE接続に関する注意点

NURO光のMTUは1500で最適値、変更した人は元に戻すことを推奨

 

MTUとはMaximum Transmission Unitの略で、LANを使ったデータ通信を行う際、1回の通信(フレーム)にどれだけのデータを送信するか設定する機能です。1フレームで送る最大値のことをMTUと呼びます。MTUは最適な値に設定することで、速度が上がったり、通信が安定することがある為、ADSLが主流だった頃はユーザが個々に好きな設定を入力していました。

 

しかし最近では一般ユーザが行う設定ではなく、NURO光やフレッツ光がそれぞれのネットワークに合わせて最適な値を設定してくれています。ちなみにNURO光のMTUは1500、フレッツ光のMTUは1454です。NURO光の方が多いことが分かります。

 

WindowsOSで設定変更を行う場合、レジストリを変更しますが、VISTA以降のwindowsOS、MacOS、ともに初期値は1500となっているので変更する必要はありません。以前、フレッツ光を契約していた時、MTUの設定値を変更した記憶のある方は、NURO光を使い始めると同時に元に戻しておくことを推奨します。